保険の役割

保険の役割についてお話します。

家を新築した時火災保険に加入しますね。
ローンを組んで、何十年とその支払を続けます。
その間に火事で燃えてしまったら負債だけが残り、住む家もありません。そのために火災保険に加入する。

一般的にはこのような理由で火災保険を契約します。

要するにお金です。
ローンもなく、現金も十分持っている場合はどうでしょう？
どうしても加入しなければいけない理由は見当たりません。

生命保険も同じことです。
入院などしたことがない。でも入院したらお金が必要だ。医療保険に加入する動機はそんなところでしょう。
医療保険のところで説明しましたが、入院自体、そんなに大金が必要な訳ではないのです。
公的保険で3割負担、高額療養制度で自己負担の限度もあります。
会社員の方であれば傷病手当が支給されます。

しかし、難病であったり、長期入院となる病気、ケガであった場合、公的保険以外にかかる費用があります。
食事代、リネン代、個室料金、お見舞いのお返し等々・・・。
自営業の方は所得もなくなるでしょうから、会社務めの方より保障も余分に必要です。

保険というものは、あらかじめ少ないお金を毎月保険会社に支払い、いざと言いう時にそこから給付を受けるというものです。支出をフラット化することで突然の支出に備えることができます。


＜突然の支出＞

＜フラット化＞

では現金がある方は死亡保障、入院保障は必要ないのかというと、ＦＰの方は相続対策に保険は必要と言います。
ここでもまたお金が問題になるのです。
親から相続したものをできるだけ税金を少なくしたい。そんな悩みをお持ちの方にＦＰさんや税理士さんが活躍します。
富裕層相手のビジネスですね。
金の欲です。所詮自分で築いた財産ではないのですからさっさと税金を払いましょう。もともと貴方のお金じゃありません（笑）

日本は国民皆保険です、遺族年金や高額療養制度などの優れた制度もあります。
よく相談されて民間の保険を選んでください。


少なくとも2人のFPに相談されることをお勧めします。

無料で相談　お気軽に＾＾